作業中,他人に見られていても緊張しない3つの方法をお伝えします

仕事でも勉強でもですが、自分がやっている作業を、傍で誰かに見られていると、普通にできなくなってしまうこと無いですか?

なぜできなくなってしまうのか?
理由としてはこのようなことですかね?

  1. 緊張するから。
  2. 本作業が慣れていないから
  3. 後で文句言われるのがイヤだから。

イヤだけど見られる機会は多いですよね。
仕事で言えば、客先に出向き、作業する際、客先の担当者が、興味本位もしくは、正しく作業をしているか監視目的で見ている場合とか。
こんな状況だと”見ないでください”とは言えないですよね。

そんなときに、アタフタ舞い上がった場合は、”こいつ、大丈夫か?”と思われてしまったり
最悪自分の上司に、”もっとちゃんとしたやつよこせ!”的なクレームをいわれかねません。
まず対策です。

✔もくじ

1.当該作業について練習し自信を付けておく

このような事例があります。

米国ミシガン大学で、本人にとって慣れていることと、慣れていないことを、自分ひとりのときと、他人にみられているときでスピード測定しました。
・慣れていること;自分の靴を脱いで再度履く
・慣れていないこと:自分の靴下の上から、フリーサイズの靴下をもう一枚重ねて履いて、さらにテニスシューズを履く)
結果はこのとおりです。

一人でやる 他人に見られながらやる
慣れた行動 16.46秒 11.70秒
不慣れな行動 28.85秒 33.94秒

引用:世界最先端の研究が教えるすごい心理学

つまり他人から見られていると、作業スピードが落ちるのです。
逆に自信がある作業は、スピードが上がります。
ある意味こちらも緊張はしていると思いますが、その緊張が良い方向に向いています。

つまり緊張自体は、マイナスイメージがありますが、状況によっては良い方向に動くともいえます。

なので、自信がない作業は練習して自信を付けておくということですね。
しかし練習ができない作業があると思いますが、いわゆるシミュレーションはできると思います。
机上や、実際のコンソールを目の前において頭の中で操作など工夫をしてみてください。

2.課題分離を実践する

私が推奨する考え方です。

まず自分自身ができることは、
自分の信じる考えまたは道筋を選ぶことと考えます。
それに対し、その選択について他者がどのような評価を下すのかは、
他者の課題であって、あなたにはどうすることもできない。
と、”あきらめる”のです。
このどうすることもできないという考え方が、”課題の分離”です。
他者がどんなに怒ろうが、上司がお前何やってんだとかと叱責をくらっても。自分を信じ
自分の考えで突き進むのです。
誤った考え方として、
本来は他社の 課題まで
自分の 課題
と思い込んでしまっているのです。
これは心理学者”アドラー”が唱えるアドラー心理学の課題分離という指針で、私も実践しています。
なので自分を信じ目の前のやるべきことをやるということです。

3.はっきりと一人で作業させてと言う

言い方は気をつけてください。
”集中したいので、一人で作業させて頂いてよろしいでしょうか”という言い方でも良いと思います。
目的は、ミスなく仕事できれば、見ている人にとっても、自分自信にとっても良いことなのです。
自分もこの言い方をしたことがあります。
あまり実施した記憶が無くて、頼れるのは目の前のマニュアルのみという状況でした。
なのでミスを防ぎたかったので、失礼かもしれないけど、言いました。
みなさんも、必要であれば検討してみてください。

4.まとめ

他人のことは気にするなと言われますが、気にするのです。
あとは、自分自信でどう気にせず、集中できるかです、
自分に得意な作業の時は人に見られると、作業スピードが上がるとの実験結果がありましたが、緊張という精神状態は、悪い方向と良い方向の両方作用すると認識できました。
ただ作業スピードが上がったとしても、ミスを誘発する結果になると本末転倒です。
やはり正確性も当然優先して与えられた作業を行ってください。

これと似た話で、学生の部活で試合に出たとき、味方の応援が逆にプレッシャーになったことはありませんでしたか?
応援しなくてよいと思ったことはありませんでしたか?
試合を見ている人のほとんどが相手チーム側だと、逆に落ち着いた経験は私はあります。
プレッシャーを力にする、味方につけると言うプロ選手がいますが、その表現をすること自体が、プレッシャーというものを気にしていると思います。
自分の察業を他人が見ているという状況は、社会人だと良くあります。
そのような状況は、緊張するのが当たり前です。
今回、
・当該作業について練習し自信を付けておく
・課題分離を実践する
・はっきりと一人で作業させてと言う
以上3つの案を上げましたが、要はご自身に合った考え方で試してみてください。

ではこのへんで。

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