自分の経験から新人教育(バイト)のポイントを披露します。

バイト募集にきていただいた方への教育には、いつも頭を悩ましていました。
何が大変か?
まず仕事自体を覚えこますのは、簡単です。
覚える能力が高いです。現役ですから。
すぐ覚えてくれます。
教育する人が誰でも、粛々と仕事内容を話せばそのとおりに覚えて動いてくれます。
楽ですよね。
しかも基本若いので体力もあるから、動作は俊敏です。
しかし、バイトを雇った側は、ハラハラ、ドキドキ。
なぜでしょうか?
それは、
いきなり辞める

いきなり休む

いきなり適当になる

のです。
いやバイトの人、全員ではないですよ!
一部の人ですけど。
一部の人の”いきなり事象”のため、苦労します
例としていきなり休む事象では、雇い人は次の作業を強いられます。

  1. 勤務シフト表検討
  2. 勤務シフト修正案作成
  3. 他のバイト人に仕事できるか確認電話など

そもそもどうして”いきなり事象”になるのか?
それは、
バイトが本業ではない
からです。
例えば学生の人は、文字通り勉強が本業ですから。
これはこれで当然です。

しかし雇う側は、学生の人に任している仕事が
本業
です。
自分の食いぶちです。
いきなり事象が発生したら困ります。
私の例ではパソコン教室の補佐としてバイト募集し、来ていただいた学生さんですが、苦労しました。
ではいきなり事象が発生しないためにはどうすれば良いか
目次を見てください

✔もくじ

1.バイトの本業の忙しさを把握する。

本業(勉学)の忙しさをまず聞きましょう。学生の人が、今は暇ですといっても、いきなり課題が増えてきてバイトが負担になる場合もあります。
なので、そこは学生経験者の皆さんが判断して、2回生とかだったらそんなに忙しくないかとか判断してください。
よく言われることとして、大学生で工学系の学生は、基本忙しいです。実験とかレポート書きとか、ゼミ内での発表とかで忙しい(自分もそうでした)ので、避けた方が良いと思います。
しかしこればっかりは結論づけることができません。
逆に要領良く勉強とバイトとうまく両立することができる人も多くいます。
難しいところです。

2.お願いする仕事の重要性を説明する。

すぐに手順の説明を初めてはいけないです。
まずどうしてこんな作業をするのかということと、この作業によりエンドユーザ(●●を買いに来てくれるお客様)にどんな貢献をしているか
を教えるのです。
いきなり作業手順の説明をし出すと、教えられていることに興味が湧きません。
”つまんねー”としか思いません。とっとと終わらせて、楽しようと思います。
興味が湧かないということは、覚えようというめんどくさいことはしたいと思わないので、教える側が、新任者から何回も同じことを聞かれるという悪循環が起こってしまいます。
すぐに手順の説明を初めてはいけないと思います。
まずどうしてこんな作業をするのかということと、この作業によりエンドユーザにどんな貢献をしているか
を教えるのです。

3.教えた手順以外のことをしたときの影響を教える

つまりルール逸脱をしたときの 怖さ
を教えるのです。仕事の手順を抜かした。それにより、例えばファーストフードであった場合、作ったものが基準外な状態になった。それをお客様に提供するとどういうことになるか。クレームどころか、昨今のSNSの普及によって大きなニュースになるとなるということを教えるのです。
これは非常に大事です。人間というものは温さをだすとすぐにそちらに傾きます。
当然雇い人はバイトに対し損害賠償請求を起こすことは可能ですので、そのことも強く言って”おれは、私はバイトだから”という認識を無くすコントロールは必要です。

4.まとめ

バイトの人への教育は重要な仕事です。
一人のミスが会社全体に影響がおよぶ可能性があります。
しかしスパルタ教育は厳禁です。逆に、バイトの人からクレームが来る可能性があります。
バイトの人には基本的に自分のやってることは会社やお客さんに貢献していると思ってもらうことです。
昨今の人手不足の現状より、バイトの人の確保は大変と聞いております。
確かにそのとおりです。
だれもが楽で高時給の仕事に流れます。
そういった難しさはありますが、ある程度、雇い人とバイトの人の価値観が合っているかどうかは、人員選考の過程で必要ですので、ぜひ参考にしてみてください。
繰り返しになりますがポイントを下記に記します。

  1. バイトの本業の忙しさを把握する
  2. お願いする仕事の重要性を説明
  3. 教えた手順以外のことをしたときの影響を教える

最後はバイトの人との雇い人との信頼関係です。
店長の人柄が好きなので、勉強が忙しいけれど、ちょっと無理してバイト優先にしようかとか、バイトの仕事が好きになってきたので、長期でがんばろうといった具合に、雇い人の想いがバイト人に影響を与えはじめたらこんなうれしいことは無いと思います、

ではこのへんで。



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